人間として生きる事

東北センターでの応用コースでの”I love you”のお話は痛快でした。日本語の素晴らしいことがよくわかりました。初めて「ことばは生命」とお聞きした時、本当に驚きました。口先で嘘言ってる人たくさんいるのに、と心の中で思っていました。loveは契約の意味があるとお聞きした時から”I love you”の正体がわかった気でいましたが、英語を話す人達のどこか偉そうな理由がよくわかりました。ここまで解明された先生のお話は本当に痛快で、多くの皆様に出会っていただきたいと心より願います。

私の学生時代はアルバイト三昧でしたので、60年安保、70年安保、三里塚闘争に関わった人たちの話は良く聞いていました。親戚に自衛官や機動隊員がいたこともあり、話に衝撃を受けながら、深くはないですがこの国の在り方を考えるきっかけとなっていました。先生がご自身のお話をされる度、あの私に一生懸命この国の在り方を話ていた人達はどこに行ったのだろうと考えていました。当然私に関わった皆様は、一度はコンサートにご参加下さっています。2回目参加されないのは先生の一貫しておられる姿勢を前に、逃げたか恥ずかしくて顔を合わせられないという印象です。

高麗さんの大切な日を前にしたビデオ講演会は心に沁みました。先生と晴美様が出会った仙台でのコンサートを前に人間として生きる事を誓います。ありがとうございます。

塚崎知美