人間という存在

久しぶりに東京でジェンダー講座を開催くださることが嬉しく、すぐに申し込んだ講座でした。この日を心待ちにしていました。６時間の講座は制度や生活のことから目に見えないことまで盛り沢山です。一杯のことをこの身で経験し、沢山のお土産をいただいて帰ったような体感です。学んだことがこれから折に触れて色んな場面で生きる力になっていくと感じます。
最後の２時間ではいだきでずっとされてきた内面のことについてお話くださり夢中で聞いていました。このところのコンサートで経験してわかるようになってきたことを確認すると共に、まだ経験としてわからないことはこれからわかっていく機会があることが嬉しく感じます。先生の理解は全部体でわかっていくとお聞きし、私も一つ一つわかること、わからないことは整理して、体でわかることに徹していこうと感じました。
ジェンダーという言葉は日本語には訳せず、日本の文化にはないということに今は発見のようにして新しく理解していきました。文化として言葉が生まれないほど男であること、女であることは習慣の中で埋没していたのではと考えます。そのような中で先生はジェンダーに着目され、男と女しかいない人間の根幹のことに取り組んでこられ、答えを見つけられていることに驚きという言葉にもならない驚きがあります。
男と女しかいない人間は男女の関係が最もエネルギーになることに改めて人間存在の奥深いことに気づき感動します。人間が人間として生きる元を封じ込められるようにあった今までは、常にエネルギー不足の状態で人間は生きてきたのかと見えてきます。先日の焙煎で命名されたジェンダーフリーの意味もお聞きし、人間が長い間しばられてきたジェンダーの役割やこうあるべきというのを超えて、男女の関係の中で自由に生き、個々の力が発揮され、成長していくという未来の人間社会の在り方を教えていただきました。
ジェンダー講座の後、眠るよりない状態からよっぽど頭が変わったのだと実感し、続く今日はアントレプレヌールサロンを経験できますことが心から嬉しいです。ありがとうございます。