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“人物スケッチ”


髪の毛が少ない。年齢にしては、かなり顔が老けている。自分はすごいと信じ切っている。すぐに過激な言葉を使う。自分のことを面白いと信じ込んでいる。人に自分の意見を押し付ける。とち狂ったような、意味不明の意見でも、珍しいと高評価する。基本的に理不尽。本をたくさん読んだらスゴイと思っている。だが、そこまで見ていて腹が立たない。一緒の居たいと思わないけれど……。

試験には作文を課することにしているが、今回は、「自分の親の人物スケッチ」という出題だった。しかし、高校三年生のHは、「その他」に〇をつけ、上記のような文章を書いてきた。多分、わたしのことなんだろう。そして、何か言い掛けたいのだろうと思う。わたしという存在が目障りなのかもしれない。「年齢にしては」というところが、よくわからないし、「意見を押し付け」たりはしていないつもりだ。きっとはっきりした物言いや知識教養に触れることに「抵抗」があるのかもしれない。「ま、そういわずにもっと話し合いたいもの」というコメントを付け、満点(15点)は与えたが……。

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迎賓館にて
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道標 みちしるべ 第4弾
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いだき京都事務所にて-2