京都府立文化芸術会館にて
「出会いの一日」の開催をありがとうございました。また東北などご遠方からもよく知る面々が京都に集い、嬉しく感じました。上映会前のお話は、より深く当時の状況が理解されます。エチオピアのお医者様の心情やアルメニアの方々の悲願が、直接当事者の方々が語っているかに胸に沈み入りました。ここまで共感でき、「ひとつ」となり活動できるのは世界中誰もなく、故に人間として有難い気持ちが湧きあがります。「天命」コンサートも同じはずなのに前回と映像が違うように感じられ、都度見方が変わるものと此度気づかせて頂きました。2回の上映会と「魂の語り」はとても贅沢な催しと感じられます。「魂の語り」は「高句麗伝説」と同じと自分には感じられ、本日は特に心揺さぶられ、嗚咽ほどの胸の高ぶりを禁じ得ませんでした。日本の地に「光」が顕れることがわかり、代々日本の地に王と「ひとつ」の高句麗人が移り住んだこと、王を迎えるために都を造ったことは初めて知りました。しかし、その後はなきものとされてしまったことに込み上げるものがありました。誇りも精神も葬られ、何人(なにびと)とならんやと無念と絶望とを抱いていたと甚く思われます。しかし、真の人間とし生きられる時代の到来と表現下さったので、自分の中では平和がもう成ったというほどに大変革がなされたと感じられました。素晴らしい「魂の語り」でした。国の礎を創り続けた魂が私の胸の中にもあり、大切に歩んでいきます。
ありがとうございます。
田嶋利江子