京都を終え

連日の講座、迎賓館コンサートとありがとうございました。またビデオ講演会でのお話しに、講座、コンサートの理解がより深まります。応用コースの最後あたりに日本の「危機」、世界の危機と一言仰っしゃり、自分に情報がそこまでない中、情けないことですが身に迫った感はありません。台湾有事があれば4カ国の戦争になることは確実ですが、また更に巻き込んで行く可能性はあり現代の太平洋戦争になりかねないとは考えております。しかし、その前に日本がいつの間にか他国に塗り替えられていることが懸念され、そこが自分の、日本に実際に起こっていることのわからないところです。具体的に「この法案とこの対外の対応、システムがネックである」と明確にわかれば解決策も自ずと生まれるのでしょうが、何が起こっているのか誤魔化されているように感じられます。数十年前に公務員が「国家」と表現することが憚れ、意識されない現状があったとあるサイトで読み、これでは「国民」という意識は芽生えないと感じました。しかし現実にかえり、今起こっている惨事は早く解決しなくてはならないと感じます。普段の生活において、自分に出来ることはと考えますと、やはり誤魔化しなく「格好良く」あることと至ります。昨日の迎賓館コンサートでは、ひたすらに惨事下にある海外を想い、生きて待っていてほしいと願いました。また宇宙からの心に浴びる光を、武器を持つ側も同じく感じてほしいともあります。ですが、やはりすべて自分の普段が影響すると至ります。また演奏中、日本は日本人があって美しいのだとふと出てきました。確かに景色、光景は美しいですが、その心を感じ取り表現できる日本人があって日本は美しいのだと感じます。今感じるところは、この誤魔化しに甘んじている社会を自分がハッキリとすることで少しでも変えられないかとあります。
ありがとうございます。

田嶋利江子