京都にて

京都の二日間をありがとうございます。応用コースと存在論は今までになく先生のお話が内に入ってくる経験でした。昨日の「本音で生きてください」講演会でお聞きした生まれつきの運命がフィルターとなり物事捉えているという旨のことと繋がります。いだき講座を受けていますので運命は解かれていますが、頭に残る記憶が先生のお話をお聞きする際に邪魔になっていたと感じました。それが変わり成長していたことを講座の場の経験からわかることができました。存在論のはじめは話が進んでもさっぱりわからなかった可能態のことですが、関係とお聞きし、モスクワでの出会いから進んでいくロシアでの大きな展開のことを例にお聞きし理解が深まっていきました。高麗さんのビデオ講演会で共に事業をする上では気が合うからということでもないと伺い、気が合うことは前提のひとつなのかと考えていた自分には驚きでした。高麗さんはずっと仕事をつくり基盤を築いて来られたから、同じく基盤をつくって来られた方と出会いすぐに仕事を展開していけることを知り、基盤づくりから始まる自分の状態がわかり、現状をしっかり認識できることはありがたいことでした。
ホテルでは久しぶりに色んなテレビ番組を見ました。原発のこと、芸術家のこと、ローマ法王の来日など何に触れても様々考えることは深くなっています。動くことで次へと展開していくこと、また表面的な枠組みで見ては本当のことはまるでわからないと感じました。ローマ法王の長崎でのスピーチを拝聴してから迎賓館へと向かうことになり、コンサートでは「祈り」という言葉がずっと胸にありました。感じるということや何かを認識するという感じもなく、どこか戸惑いがありましたが、今にして思えば対象化という今までの状態ではなかったのかもしれないです。「朱蒙様」の高麗さんの一言に胸は躍り、とてつもないエネルギーと共に生きられた方、国を建国された方のエネルギーに触れ、どういう巡りか先生、高麗さんに出会い、このような経験をさせていただいている紛れもない事実を受け止める帰りのバスでした。
迎賓館後の高麗さんの講演会は大変大きな学びでした。常に表現を磨かれていかれることをわかり、またチケット売りで断りから次へと展開していけないことが課題となっていたことにおいて、年だからと断る方への高麗さんの本音の表現に答えがありました。いつも答えは本音だと気づきます。バスではいつもいだきの場で知ってはいるけれどもお話はしたことなかった方と隣になり、おしとやかな印象とは異なり、良い意味で驚くばかりの話に、自分の人間理解など無いに等しいと感じ、一人一人何を考え、どういう人生を歩まれてこられたか話してみないとわからないと感じました。自分の先入観は全て邪魔です。人間理解深め、未来を開いていくことに賭けていく生き方を身につけていくこれからです。たくさんの学び、変化を経た京都の二日間ありがとうございました。