五女山の秋の光景
毎月岩手県にこさせていただける機会を得て、毎月この地に向かえる生命の躍動が、北緯40度線であることを高麗さんの書き込みで知り、さらにうれしかったです。
北の大地に生まれていく音は、自分にとってはあまりにかけがいのないことです。昨日のコンサートの時、心のなかで、あー五女山の秋のよぅ…と呟いて、身体も心も満たされて涙があふれました。音をおききしていると、いったこともない秋の五女山の山々、木々、岩、木々の葉、土、草が、キラキラと発光して風が吹いて、どんどん風にのって空へ空へと飛び立っていく光景がみえました。そしてある時全く別の次元へ飛びました。
先生のペダルの踏まれている一瞬も鍵盤にタッチすされる瞬間も今まで感じたことのない北の国のピアノでした。
心の底からはじめて、五女山へ、本当の自分になっていってみたいと、ノートに書いてました。
あまりに尊い時を創り続けてくださり、ありがとうございます。