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予感


2月19日、盛岡・東北センターでの高麗恵子さん「本音で生きて下さい」講演会。前日の ウラジオストク・ドキュメンタリー上映会、東北と日本の未来を考える「語る会」、いだきしん先生の応用講座 を経て伺う高麗さんの講演は、全く未知で特別な響きに満ちていました。23歳の11月の寒い日。通っていた整体師さんにさよならした後 只々北に向かわねば、と御友人の運転で盛岡に着かれた時のこと。高麗さんが北の地に向かわれたのは、未来に いだきしん先生に出会われるのを生命が予感していたからと話され、その時 急に自分は中学の修学旅行で行った東北旅行が瞼に蘇りました。岩手から青森を巡った中学時代の東北の旅は 小学校〜大学迄の旅の中でも格別で、記憶にある景色は総て不思議なほどキラキラしていて 最も楽しかった想い出として鮮明なのです。予感…。高麗さんは いだきしん先生に会われると身体の中に押込めていた 様々に感じてきた光や風、香りまでもを生命が思い出す と仰り、ここ連日の先生の貴重な講座とコンサートの経験で、自身の生命からも光に満ちた情景が表に出てきたのを改めて実感しました。そして、高麗さんが先生に出会われた後、先生のピアノの音で身体の中から記憶がどんどん炙り出され、大陸の大河の下、悲嘆に暮れる赤い着物の姫は 高麗さんの肝臓に居た霊魂であった。そう話された時には 東北センター後方のマーブリングの屏風が大陸の大河そのもののように浮かび上り、目を見張りました。先生に出会い、高麗さんが先生以外の方に「木が命の中に生きていることを感じて幸せなの」と仰った時、誰にも理解してはもらえなかったが 先生は受け容れてくださった、という御話。本音と ’ 思い ’ の違い。本音は普遍的だから、表現されたら人の内面と繋がり光の道が開かれ、腹の底から力が湧いてくる。…その他、記しきれない数々の力溢れる御言葉を 高麗さんは具体的なエピソードを交え語ってくださり、拝聴するにつれ 会場に居た方達からも高揚する空気が漲ってきました。講演会ラストでは、先日のロシアでの経験=旅前夜、いだきしん先生のヤマハコンサートで 身体の裏(腹の底)に残っていた悲しみや 未来に向かうには余計な思いが一掃され、そこにウラジオストクでの「氷の海の光景」が一気に流れ込んできたと。このことは、ロシアでのビデオ講演会からその後 幾度か伺ってきましたが、この日も 氷の海の輝きは聴く者皆の心に灯り、更に未来に出会うロシアの同胞、世界各地の同胞へ伝播していったと感じ震えました。ありがとうございます。
岩村ゆかり

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