KEIKO KOMA Webサロン

世界を変える原理


存在論で今回一番聞きたかったことは「人は神の宮」ということの確かな意味と「宮」における「神」と「自己の存在」との関係性についてでした。わたしは いだきしん先生の仰る「神」は「人格神」ではなく「いのちのちから」と想定して「宮」を考えていました。これについては両方とも違うことがわかり、お聞きすればするほど「神々の存在」と「先生の確固たる存在」が益々はっきりと感じられました。しかし、先生ご自身について話されることはそのまま自分に置き換えることはできないことなので大変難しいと感じていました。自分が「宮」ならば神々との関係は見分けるも何もその前に存在に気づかないので、ここが問題です。ただ、我々は自分で想像する以上に綺麗ないのちの状態になっているとお聞きし、また琵琶湖の湖底から感じられる亡くなった人々のエネルギーなどのお話や人間が海から生まれる前に宇宙や地球で起こったことのお話などから、今回先生の仰っている神の宮の「神」は存在論の時点では「真の神」と自分は捉えました。しかし自分自身には曖昧さは残り、続く応用コースに臨みました。

存在論に話を戻すと、明治初期に生まれ、まさに神の宮となった出口王仁三郎と艮の金神に関連してかつてお聞きした時、艮の金神とアフラ・マズダが似ていると話されたことがあったので、あらためてペリセポリスから20年経った今のアフラ・マズダのご登場には何か関連があるのではと感じていました。王仁三郎が治安維持法違反等で逮捕され数年間入獄し、戦後無罪となってから語っていたことを話してくださる先生のご様子からは、日霊女と素戔嗚の神話、歴史に匹敵するほど我々にとって今から未来に繋がる大事な日本の歴史の深層を明かしてくださったように感じました。

高麗さんのビデオ講演会収録、休憩を挟んで始まった応用コースでは空気がガラリと変わりました。お聞きしているうちに東日本大震災の津波で亡くなった方々と琵琶湖の湖底の話が繋がっていることがわかり、先生のお身体が限界状態だったということでした。好むと好まざるに関係なく常に様々な存在を受容され、先生の体内で交わり、融合されていく大変な状態を推察し、先生が「世界を変える」ということはこのような状態が先生の内面で次々と起こり、先生のいのちが変わると解決して「世界」が変わっていると見え、お聞きしました。この質問への答えは先生ご自身のおことばで詳しく話していただき「世界を変える原理」として明確に教えていただき、とてもよくわかりました。

ことばにならないからコンサートで伝えていると仰る意味がこの瞬間にはことばでビビッとわかりました。存在論から応用コースまで全身を集中して対話させていただいたことはその瞬間瞬間には物凄い勢いでわかっていきました。中々文章になりませんでしたがこの度は何とか書くことにチャレンジしました。書いてみて簡単にわかったとは言えませんし、実際にこうして書いているととてもややこしい話にしかなりません。しかし、実体はいだきしん先生の存在と世界を変える原理の神秘性と論理性に触れる瞬間瞬間でした。「神の宮とは?」からはじまった二つの講座でしたが、「いだきで生きる」真髄に出会う超スペシャル講座でした。いつも尊い経験の場をありがとうございます。

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