不変なること
昨日はビデオ講演会に参加させて頂き、また6月の叡智を拝見させて頂きありがとうございました。
身内の恥になることと、こういう場で書くことはどうかと思いましたが、高麗さんの甥ごさまや愛麗花さんとのお話を聞いているうちに逆側から見ているような気持ちになりました。
私には実の母の他にもう一人母がいて、実の親子のように大事に私を育ててくれました。3人で暮らせたらいいなぁと子供心に思いましたがそうもいかず、父と母のもとを交互に過ごしていました。
物心ついてくるとこの関係がどういうことなのか知りたいと感じましたが、子供の私にはどう聞いていいのか分からず「おばちゃんは父のお手伝いさんなの?」と言葉をかけ、2番目の母を傷つけてしまいました。本当は「お父さんとお母さんは離婚しているの?」と聞きたかったのだと思いますが、凍りついた雰囲気は今も覚えています。
それなのに2番目の母はきちんと子供には真実を話さなければダメだと、後日きちんと向き合って話す機会を作ってくれました。大人になってから考えると、突然7歳の女の子が出入りするようになって、きっと世間の目もあったと思いますが、まったく揺るがず大きな愛で包んでくれた2番目の母は何でも話せる大好きな人で、それは最期まで変わることはありませんでした。
高麗さんのお話をお聞きし、真実に背く言葉や態度は自分も相手も傷つけるのだと、いつも心に何もなく在りたいと改めて感じました。大切なお話をありがとうございました。