武蔵野コンサート
仕事を終えて三鷹駅に着くと、急に降って来た大粒の雨でロータリーは混雑していました。なんだか騒ついていて、開演には間に合わないかもしれないと思いましたが、タクシーに乗り込み5分前に到着できました。ピアノはヤマハコンサートの時から感じていた、なんとも言えない響きでした。高麗さんの言葉では、全方位と表現されていましたが、今日の響きも全ての方向に伝わる響きと感じました。
貧、貧乏の貧、物質だけでなく精神も乏しくなる貧、メッセージを聴きながら、今世の中で起こっている事件を想いました。人の命、人の心を物のように扱い、命まで奪う事件の数々。心が貧しいから貧しくなるのか、貧乏だから心が貧しくなるのかわかりませんか、同じ、貧である事を改めて考えました。 そして2部のメッセージの、あいすること。これから生まれる命の為に未来をつくること、愛する事は不安にかられる事ではないのを聴き、頷きました。以前ある御方との話の中で、「愛してくれる」ということを考えていました。その言葉で瞬時に考えたことは、果たして子供達以外の人を愛したことがあるのだろうか、と考えました。子供とは愛の関係ですが、愛するということがわからずにいました。ようやく今日のメッセージで答えを得ました。希望という導火線に火がつく、力の源、たしかにそう、とわかります。不安にかられる事は愛ではない事に深く頷きます。神に抱かれるように、パイプオルガンの音に身を任せ、全ては先生に任せる事にしました。
コンサートを終えて外に出ると、外は風が強く、冷たい空気に入れ替わっていましたが、身体は芯から熱く、心満たされました。心満ちる1ヶ月が終わりました。日付は変わりましたが日曜日のアントレプレヌールサロンも何卒よろしくお願いいたします。ありがとうございます。