三鷹の奇跡
一昨日、その前日…いつも最後に登場されてきた、大きく深淵な音と共に在られる存在が、昨夜は二部が始まり突然いらっしゃいました。慈雨の如く地を、人々の身を潤す存在。首元から胸中、そして子宮の奥へと全身を温め 光灯す存在。この時 同時に高らかに鳴る鐘の音 響き、山々に 地に 野に光の鐘として降り注ぎ、存在が、皆が愛をわかるために早々にいらしてくださったのだと気付きました。その深い慈愛の音は いだきしん先生の御姿と重なり 御自身であることを知りました。ほどなく愛の地、高句麗へ案内されると そこにも存在はいらっしゃり、高句麗の音と存在の音との 得も云われぬ美しい調和に 安堵で涙よりありません。三鷹の地での奇跡。次の場面でも 存在の波紋は大地を覆い広げ、先生を中心に柔らかい光の空間に変わった会場は 眩しく在り続けていました。究極の音。存在の音色と涙の手拍子。自らの真中にその振動根付き 今も震えています。感謝尽きません。最後の最後まで寄り添ってくださって 真にありがとうございます。
岩村ゆかり