三鷹 高麗恵子心模様作品展にて
昨日「高麗恵子心模様作品展」に午後から参加し、三鷹はとても不思議な風が流れていると 作品展会場(三鷹市桜井浜江記念市民ギャラリー)に行く道中から感じていました。会場は駅から徒歩ですぐの禅林寺通りにありますが、大通りから禅林寺通りに一歩逸れただけで 駅から続く喧騒は無くなり、静かな住宅街の趣きに変わります。コブシの木や緑の映える建物の一階ガラス越しに 鮮やかなマーブリングの反物が3本見え、美しい人が3人お出迎えしてくれているようでした。自分のように感じ引き寄せられるように来館される女性たちが続き、皆さま マーブリング染めの工程を興味深く訊いて来られます。その中のお一人は三鷹の町会の役員をされている方で、このギャラリーの名前にもなっている画家・桜井浜江さんと御友人だったと仰いました。浜江さん亡き後、やはり画家である姪ごさんがギャラリーを造られ 現在は三鷹市にお貸ししていると。この方には浜江さんとの交流や、サイズの大きな大作を主に描かれていた浜江さんの画、三鷹の高麗姓の方々のお話などをお聞きし、高麗さんの作品に感銘されるご様子も素直に伝わり自分も嬉しく、自らの高麗様作品との出会いも嬉々としてお伝えしていました。お話しするうち、三鷹の木々繁るアトリエで作品創りをされていた女性芸術家やたくさんの三鷹の芸術家の魂が、こぞって高麗様との交流を 作品展示を通じ喜ばれている!と実感し身体は火照りました。
そして今回の会場は、木枠の いだきしん先生御写真額をメインに、各々の作品が空間を広く空け展示され、欧米の美術館のような空気が流れています。高麗様が彫られペイントされラインストーンが置かれた木の枠含めた額が とにかく空間に映え、額に注目する方が何人もおられました。
昨日の終了近くには、90歳の長年のガンジー研究者が作品に感嘆され、写メを自分のSNSに投稿したい!と飛び込んでくる若い女性もいらしたり、年齢、ご出身様々な方との出会いあり 本当に楽しい時を過ごさせていただきました。
明日まで作品展は開催されます。
ありがとうございます。
岩村ゆかり