一筋の涙
ここ数日間、花粉症の症状が酷い為、そのせいで体力も落ちて疲労しているのかと思っていました。足の調子も何となく優れず、花粉と重なるこの時期は免疫力の低下に要注意でありながら半ば諦めていました。ですが、昨日の仙台でのコンサートをお聴きして、そうではないとわかりました。帰宅の電車の中でお聴きした第一部のメッセージの言葉に、薄ぼんやりとした心に一筋の光が射しこみました。イヤホンでピアノの音をお聴きしながら、この世界は何と表現すればいいのかわからず、ただひたすら包まれていました。不意に一筋の涙が流れ、その涙の温かさと先生の音がひとつになりました。人の救護で遅れて混雑していた電車の中が別次元に変わりました。第二部は幸いにも自宅で、先生の大きなスピーカーにてお聴きできました。まるで異なる体感の中、様々な感情を押し殺して我慢していた自分に気がつきました。怒りを通り越し、やるせない気持ちでいっぱいでした。あらゆる感情が先生のピアノに溶け込んでいきます。何に対して私は気を遣い、自分を押し殺していたのだろう。やがて何もかもが先生のピアノの音と溶け込み、やさしい気持ちに変わると同時にコンサートが終りました。その後は眠りについていました。今朝は心に何もなく目覚めました。今日は自分の気持ちのまま過ごすと決めました。タイムリーなコンサートに救われました。あのまま続けていたら自滅していたと、コンサートを経験したからこそわかる今です。ありがとうございます。
