一点より

体の一点とメッセージをいただき、体を感じながらコンサートを聴かせていただきました。
心臓ではなく胸の中心にコルク栓が、ボールペンの先ほどの穴に詰められている体感で、苦しかったです。日頃全く感じない痛みで、麻痺しているのを初めて自覚しました。
胸の中心に限らず、自ら鈍くして、分からないようにして、自分と向き合う事から逃げてきた事を目の当たりにしました。
全身　全力　全精神の先生の演奏に包まれながら、申し訳ないほど軽薄に逃げてきた事実に初めて向き合いました。
コンサート終半、胸の中心の痛みは先生の演奏により溶解していました。
世の中に合わせ良いことと思いこんでいたことが、まだまだしみついているようです。
先生の渾身の演奏、高麗さんの美しい生き様　ありがとうございます。
弘前公園は4月19日桜が満開でしたが、昨日は樹々の新芽の光と睡蓮の花の純白の光が泣きたいほど心に染みました。
ありがとうございました。