KEIKO KOMA Webサロン

一個の全身と幸せな死


一昨日の応用コースでぶれずにふれていた内面の羅針盤ともいうべき振り子が、多方向に多様な運動をしながら振れることで世界が広がっていく内面活動に進化したような大変化を昨日の「死について」講演会で経験しました。

振り子は振れつつもその時その瞬間に光に焦点が合っていくような感じで中心に出会います。この微妙な感覚、感性は いだきしん先生への質問、対話を通して 先生に受け入れていただき、先生の存在、全体性に融合されていくことで理性化していくプロセスを経験しているようでした。
一昨日の応用コースではぶれないけれどふれる自分自身の存在が正確に捉えられないもどかしさがあったのですが、ウェブサロンで表現させていただいたことで新たなる展開が始まっていました。

先生のお話はいつものように多種多様で八面六臂の大飛躍のように見えて確実に「死について」に集約されていかれました。酒が元で死の診断をされた男性が先生と呑むことで元気になっていく、笑い渦巻くとんち話のような本当の話。ネット社会やAI、新型コロナの世界でありそうだけど一般には見えない闇の世界の話。世阿弥の花伝書で伝えられた能楽に凝縮された日本文化の深淵・・などなど。あまりにも多様性に富み、多方面に飛び交いながら人間共通の生命のはたらきをAll in One 、全体に集約されていく心地よさにワクワクしました。

これまでバラバラに働いていた頭と身体が一個の全身と感じられ、このような状態で生き切った先に死を迎えられると人は幸せに死ねるのでは?と想像しました。「死について」は講座ではなく一般対象の先生による講演会ということもあらためて再認識すると共に、そのことによって新たなる発見をし、新たなる可能性が拓かれていく予感がします。
人間の内面の変容と地球の地殻変動が同時に起こりつつあると思えるほどの今を先見する貴重な一日となりました。
いつもありがとうございます。

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