一人一人 一人一人
高麗さんが、お兄様のご命日に立ち上げて下さったNPOいのち「生活サポート」という部門があります。私も登録している一人です。今まで「サポート」といったら、生活のなにかを代わりにするというただ薄っぺらい認識でした。年末になり、お仕事にお伺いした方々とのほんのちょっとしたことで、顔をみあわせて目があって、同時に「これすごい便利!」とか、「これサイズぴったり!」とか、「このキャベツ甘くてうまい!」「すごい綺麗!」とか…一緒にうれしくなる場面がありました。すると、別のお宅の方々からいつもは、不安で困っていたり、不満があったりで、電話があって、助っ人に飛んでく状況から、安心に暮らして、もっと快適に暮らすために、押し入れの片付けを手伝ってほしい、床をもっと綺麗にするのを手伝ってほしい、衣類をたたんでほしい、など色々な依頼がきて、そのはなされるお声がやさしいのです。不安や不満が消えていて、一人の人が安心していられる場所があれば、そういう空気が広がっていく可能性がある「生活サポート」であることを経験させていただき、京都での今年最後の応用コースにて、入院されているご家族が帰られて安心できる環境をつくっていっていることが、離れていても伝わっていくというお話しを自分もまた経験させていただいてます。このことがひろがって、先生のコンサート開催にむかい前進し活動ができていけば、未来のこどもたちが安心して健やかにいきていける環境全体に通ずるということでもあると理解しました。尊い一日一日です。ありがとうございます。