一つ先の未来の光

昨日は狛江の会場の舞台を見た瞬間から、ただならぬ空気が漂っており瞬時に緊張感が走り、着席させて頂きました。先生の演奏と高麗さんの言葉が、そのまま現れる場に身を置き、いつものように目を閉じていると、閉じている場合ではないと聞こえます。特に好太王の先生の一音には、身が飛び上がるほどの衝撃でビクッと本当に動き、あとは無我夢中で気づいたら拍手をしていました。その後、元旦に頂いたベネチアンガラスの件で用があり立ち寄ると、高麗さんにお見立ていただいた時に散々どちらにしようか迷った時のネックレスが、偶然そこにありました。あの時、燦燦とイエローゴールドに輝きを放ち、気持ちが舞い上がりながらも透明感あふれる方を選んだのです。改めてそれを眺めて見ると、なぜか今の私ではないとはっきりと分かったのです。スタッフの方が、「一つ未来を先取りして選んだのでは?」と仰り、なるほどと思いました。今までにない高句麗伝説をたった今、経験した直後に見る選んだ方のネックレスは、更なる透明感に溢れた清らかな光を放っており、心の底から嬉しくなります。「一つ先の未来」何て素敵な言葉でしょうか。ありがとうございます。外に出ると、何もかも変わってしまったことを実感しながら歩いていました。そして、朝方見た夢は不思議でした。美しいグレーの雪空の中、歴史の重みを感じる年月の木の風格漂う門構えを見上げているのです。どこの寺か神社かは分かりませんが、黙って一人見上げていました。そして、おもむろに踵を返し、誰も歩いていない真っ直ぐな白い道を歩き出していました。あまりにもクッキリと鮮明な光景は映画のようで、ハッと目覚めました。ベランダに出ると、今見た同じ空が広がっていました。深く深呼吸すると、身体中に冷んやりとした清々しい息吹に満ち溢れ、幸せに満ちる落ち着いた朝に感謝しかありません。今日も同じ狛江の場所で応用コースがあり、先生や高麗さんにお会いできます事、嬉しくてたまりません。と同時に、今のこの時をしっかりと分かることが何より大事であると、身を正して向かいます。よろしくお願いいたします。