㊗️デイサービスいのち オープン
9月1日 デイサービスいのち オープン おめでとうございます。
「デイサービス」という言葉は、いだきしん先生が40年ほど前に始められ、その当時は誰も分からなかったとお聞きしたとき、初めてのことは誰もがわからないんだと驚きました。誰もわからなくても、人に必要だからと始めてくださり、どれほど多くの方々が助かり必要とされているか、今わかります。しかしながら、介護保険制度の中でのデイサービスのあり方に、訪問介護の仕事で入らせていただいた利用者の方々が、あまり行きたい場所ではなくなっていることも事実であることを知ります。先生、高麗さんが始められるNPOいのちのデイサービスが、この世のデイサービスとは違うことをわかり、先生、高麗さんに出会えた私たち一人一人が、人間となっていだき空間を経験する場を作っていくことが、新しい社会、仕事をつくっていくと方向性がよりはっきりしてきました。8月30日の武蔵野でのコンサートに参加することができ、本当に助けていただきました。会場入口でお客様をお迎えくださる高麗さんを一目見て、「若葉輝く頃」の若葉の光に満ち光放つマーブリングのお衣装の高麗さん、その佇まいに息をのみました。お迎えするとはこういうことか、とお会いできただけで涙が滲みます。コンサートの第1部のメッセージ「魂」、と高麗さんのお声でおききした瞬間、胸の奥から込み上げてくるものがありました。来れてよかった!です。本当に久しぶりの先生のパイプオルガンの響きに、恥ずかしながら頭が痛くなっていました。腐った脳みそを洗い流すごとき、聖なる響きに、魂を表現できる身体にしていただいてると思いながら、こんなことができる先生にお会いし、もっと働けるのに頭が悪いのはダメだとつくずく変えようと考えました。
大津に帰る道中、豊田の受講生がオープンされたカフェに寄らせていただきました。高麗さんのおっしゃっていた「神社の数だけ、カフェを」というお言葉を思い出します。またKeiko koma ch の番組の「心模様の行方」も思い出し、先生の音と高麗さんの作品、コーヒーがあれば、今のデイサービスというあり方ではない、デイサービスがあちこちに出来上がると感じます。高麗恵子さんを中心に、一人一人が今始めることが大事と、コンサートの「魂の蘇り」を経験させていただいたこの身を運んで、新しいギャラリースペースを探してきました。どのような運びになって行くか未知ですが、狛江の高句麗伝説で、先生が太鼓と高麗笛を交互に演奏されたことは、「方向性をつくること」とおっしゃっておられたことが現実的に現れていると感じます。チケット売りができれば、ちゃんと仕事ができるようになる基本ということをわかって実行する以外に、魂を表現する道はありません。高麗さんの講演会に新規の方が来ていただけると出会いが起きる自分になって、やれるように考えられる頭にしていただいたと感じるコンサートの経験を活かしていきます。ありがとうございます。