ドラマチックな伝播
京都に向かう朝、新幹線から富士山を見て驚きました。雲一つない真っ青な空に真っ白な雪を被ったその姿は、きっぱりと、はっきりした揺るぎない存在そのものでした。美しき精悍と言葉が出ます。日本人の魂を教えていただきました。素晴らしい富士山にときめき、迎賓館コンサートに心を馳せます。先生のピアノは、一体何が起こっているのか、地殻変動が起こっているような凄まじいエネルギーに、ひたすら身を置いていました。「どうだっていいじゃない」突然、何もかもが変わり、気づけば笑っていました。笑い飛ばすように、ぶっ飛んだのです。先生が仰った「はっきりさせる」との言葉をお聞きし、曖昧にすることが良いことの如く生きてきたと気づきます。「世界を変えるコンサート」その言葉そのままのエネルギーは、朝の富士山の姿と重なります。かつて経験したことのない宇宙エネルギーの真っ只中です。歓喜極まる連続です。ありがとうございます。外に出れば、雪が舞っていました。何てドラマチックなんでしょう。車の中で運気が上がる雪とお聞きしました。その言葉の響きに胸ときめきながら、舞い降りる雪を眺めていました。今この瞬間、世界のどこかで同じく舞い降りる雪に胸をときめかせている方たちがいると分かりました。世界は変わります。ドラマチックな伝搬に大拍手です。家に帰る道、いつもの場所で立ち止まり、月を見上げました。毎晩、「帰って来ました。ありがとうございます」とお礼を申し上げています。昨夜は格別でした。いつもの自分のフィールドに、それぞれが戻っていきます。でも、いつもの場所で見上げる空は、確実に経験し変わったことを教えてくれています。その繰り返しの中で、一つになっていくのだと感謝に手を合わせ頭を下げました。今日も元気に働こうと、力満ちる今です。