ドイツでの経験
2011年の6月から約1年間はドイツにいました。当時はサッカーをしていたため、本場のサッカーに触れることと、また、言葉も何もわからない場所で、自分がどうなるのかも知りたく、ドイツへと行きました。
最初の10日間だけホテルを取り、他は何も決めずにドイツに行きました。家もサッカーチームも、ドイツに行ってから探しました。言葉も何もわからない自分は困ることが多く、人に助けを求めることが沢山ありました。何度も人に助けを求め、その度に人に助けてもらい、人の優しさに触れ、感謝の気持ちよりありませんでした。
ドイツにいた頃、毎朝走りに出かけていました。ある日、外に出た瞬間に『日本の風』が吹きました。1年間ドイツにいて、その1日だけでしたが、明らかに日本の風が吹き、体に馴染み、ドイツの景色なのに日本の空気になったことを覚えています。その時にドイツの方たちが日本人に優しいことが妙に納得できたのです。その瞬間から自分もドイツという国に対する意識が変わり、親しみを持ったことを覚えています。
また、違う日には、外に出た瞬間に明らかに空気が澄んでいると感じ、その時は日本でコンサートが開催された次の日だったことを覚えています。遠く離れていても、コンサートがあった後は空間が綺麗になっていることに驚き、凄いと感じたことは今でも覚えています。
日本からドイツへ持っていく荷物を考えたとき、持っていける物は少なかったですが、今までの講座に参加させていただいた時のノートは必要と感じ、持っていきました。講座のノートは事あるごとに読み返し、多くのことに気づかせていただき、また、自分がドイツにいるときには、いだき京都事務所で開催くださるコンサートと応用コース、ビデオ講演会はネットで見れるようにしてくださっていたと記憶しています。配信が楽しみで、今までの講座のノートと共に生きる力となり、真の力となるのはいだきよりないということを経験させていただきました。
あらゆる場面で共にいてくださり、今がある人生です。
8月は日本人にとり、多くのことを考える月でもあります。学んだことを実践し、生きて参ります。
ありがとうございます。