チャンス

高麗さんが書いて下さるコンサートメッセージに畏怖を感じ、毎回コンサートにてどれだけのことが起こっているのかわかると真に畏れ多いです。コンサートで日本がどんどん清まっているようです。

自営業をしている方がチケットをたくさん預かって下さっているのですが、人がどんどん来る、ちょっとコンサートの話をしたら、「行く。私はこの為に来たみたい」と即答された方がいた等のエピソードをお聞きしました。講座を受けたい人もたくさんいるよ、ともおっしゃっいます。

私はといえば、旧知の方々にご案内すると、即答される方と、丁寧なことばでさりげなくスッとチラシを返す方がいたりと白黒はっきりしています。市内の同業者にもリストを見ながら電話をかけましたが、何故そこまでするのか関心あるのでパンフレットを送って欲しいとおっしゃった方がいたり、軽いノリで送って下さいと折り返しの電話を下さったりと、様々です。昨日愛媛の方々に電話かけをしたせいか、乱暴な表現ですが、高知の反応はいわゆるノリが良いと感じます。

リストを見たりして、突然差し上げるお電話が楽しいです。電話口を通して感じる空気やお声の響きを感じながらお話ししている中で、スケジュールを調べているなとわかると嬉しくなります。

今日もある方にお話しましたが、今、私の仕事を支えてくれてる人は、幼なじみの１人を除いてあとは随分前になりますが、コンサートのチケットを売ってる時に出会った人ばかりです。コンサートのチケットは、どなた様にもお会い出来ます。どう考えてもチケット売ってなければ、接点なかった人達です。友人であってもチケット買ってくれなかった人達とは縁が切れています。今までのことを考えると、コンサートのチケットを手にすることでどれだけの幸運を手に入れたか計り知れません。この度ももの凄いチャンスをいただいたと感謝よりありません。
ありがとうございます。

塚崎知美