心模様タペストリー「高麗恵子」さん
昨日バスに乗っていると、後ろの席から赤ちゃんが、何かを話している声がきこえました。誰かに話しかけている声ではなくて、空間とお話ししているような声で、いだきしん先生のピアノコンサートのアンコールのようにやさしくて、しあわせで、涙があふれそうでした。新しい世界がひらかれたことをしっている声にきこえました。
5.13の三鷹会場に立ち上がった心模様タペストリーは、高麗恵子さんが制作された時に「高麗恵子」さんという題名をおっしゃって下さいました。「天を地に実現。恵の子」です。赤ちゃんの声から、「高麗恵子」さんがどんどん空間に実現し、全ての人が自分をいかして現実社会のなかで生きた時、世界中の子供達が生まれてきた輝きのままに真に自由生きていける世界が実現していくと実感します。
2008年12月、レバノンベイルートにあるのユネスコパレスにて、「高麗恵子心模様作品展」を開催してくださった時、レバノンの女性が心模様タペストリー「高麗恵子」さんの前で立ちすくみ、ポタポタ涙を流されていた光景を今も忘れえぬ光景として、いのちの中にあります。声もかけれず一緒にたちすくみタペストリーに会いました。言語も宗教も政治も生きている状況も食事も風土もちがっても、高麗恵子さんがあらわす内面の光景が、世界中の人々の心をつないでくれます。「内面の光景」が表にあらわれて、みんな仲良くなる。。。世界中の人々のいのちの夢です。夢の実現にむけ、雑な自分のありさまを変え、新たに生きて参ります。
夜にまた自転車をはしらせた時、スタージャスミンの香りがあちこちから届きました。夜にスタージャスミンの香りがとてもすることに、また今年もお会いできたことに、うれしい気持ちで走りました。
風 香りが秘められた高麗さんの手作り詩集「京の華」や「麗花」や「北の大地」を、いろんな地へ届けていきたい気持ちも新たに生まれます。
尊い日々をありがとうございます。