シリアの香り
貴重な フィルムを拝見させていただき、目を覆いたくなるような世界に、きちんと目を向けなければいけないと思いながらみさせていただきました。
印象的だった地下に隠された青年の、地下で隠れて生きるよりも 鷹のように地上で羽ばたくことを選ぶ 意志、人は何のために生きるのかということを改めて突きつけられました。心通わせた少年の まっすぐに物事を見つめる瞳、どんなに 土地は占領できても人の心までは占領することはできないことを伝えていました。
遺跡 が破壊されるシーンでは自分の心も破壊されていくようで映画が終わる頃には 体中の血が凍り付くような感じでした。正義は勝たなければいけないと、勝った方の正しいことが優先される中で やはり いのちのちからであり愛であることが基準となることが勝利するような世の中にしなければならないと痛く感じました。
はじめの映画と先生のコンサートでは 心通う ぬくもりを感じていました。どんなに厳しくてもまた 厳しい シチュエーションであるからこそ 人が人間らしく生きることができる、永遠を旅する フェニックスへと続く 来年のコンサートが楽しみになりました。
クリスマスという特別な時にこのような貴重な フィルムを拝見することが出来、 先生、高麗さん、いだきの方々やシリア大使と時を共にできる恵み、この瞬間は永遠と心に刻みました。特別な時をありがとうございました。