コンサート

気づけば18時を過ぎており、慌てて会社を飛び出しました。歩きながらコンサートメッセージをお聴きしなくてはとバッグを見た時、イヤホンを忘れてきたことに初めて気づき愕然としました。更に、新しい携帯電話に変えたのはいいのですが、先生のサイトになかなか繋げることすらできず、むやみに時間だけが過ぎていきます。腹を括って諦めました。無事に会場まで辿り着き、第二部から参加することに集中しようと決めました。今までこんなことはなかったのにと考えると、他のことに気を取られていたことに気づきます。意識がすっかり抜け落ちていました。怖いことです。第一部のメッセージが何であるのかと気になりました。

第二部「聖なる力がはたらく命をさらに」様々なことが、次から次へと思い浮かびます。お昼にいつも行く、定食屋のお母さんとの会話も浮かびました。コロナ禍で客足が途絶え、店をたたもうかと弱気になって参っていました。思わず、商売のやり方は他にあること、待っていても人は来ないからと具体的な提案を口に出していました。これでいいということなど、何一つないのだと先生の音が教えてくれます。そうでありながら、様々なことが浮かんでは消えながら、右の腕の付け根が痛くて気になっていました。何か悪い病気かと過ったりします。目まぐるしく動く頭と腕の痛みの中、どれだけ時間が経ったのでしょうか。ある瞬間、ど～んと空間が変わり、気づけば大宇宙のど真ん中にいました。無限なる大きな球体のど真ん中に、自分の存在がありました。何もかもが消え失せて、ただそこに一つとなっていました。この今の社会で生きているからこそ、この経験ができるコンサートは必要だと実感して分かる夜です。今までとは、まるで違う経験をしました。今日となりましたが、準備を怠らず向かいます。よろしくお願いします。