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みちひらき


第一部「猿田彦大神」

神代の昔、この地上が乱れていたので
高天原の天照大御神は心配になり、天照大御神の孫にあたる瓊瓊杵尊命に
地上界へ降りて治めるよう命じました。
途中で猿田彦大神にあわれ、猿田彦大神の道案内で日向高千穂の
くしふる峯に着かれました。
「みちひらき」、何事もはじまりがあります。
道は幾通りもあり、はじめるにあたってなかなか迷うことも多いでしょう。
迷ってなどいられない現代、今の時、確かな道案内を必要とします。
それも強力な力でなければ意味をなしません。
こういう時こそ猿田彦大神を、頼ることなく、願うこともなく、
心、魂をひとつにして歩んでみてはいかがでしょう。


第二部「真秀ろば」

「倭は国の真秀ろば
畳なづく 青垣 山籠れる
倭し麗し」

倭建命の辞世の句です。
口語訳では「大和は国の中で最も良いところだ。
幾重にも重なりあった青い垣根のような山々にかこまれた大和は
本当に麗しいところだ。」

「真秀ろば」とは「素晴らしい場所」「住みやすい場所」という意味です。
「真秀」という漢字には「物事が完全であること」という意味があります。
古の大和の美しさが伝わるでしょうか。
唐突で恐縮ですが「ウクライナの真秀ろば」を想います。
一日も早く破壊行為はやめなければいけません。
戦争は必ず終結します。内的生命環境は何によっても破壊されることは
ありません。辛い時ですが内的環境を強く、美しくと願うばかりです。
我々一人一人の何万年と続く「真秀ろば」の地に生きています。
内的環境を美しく強くあり、「みちひらき」何事につけてもはじめる時です。

渋谷での先生のコンサートで、猿田彦大神にお会いできますことに、夢を見ている心地で開演を待ちました。迎賓館にて天照大神をあらわしてくださり人生が変わりました。今日は猿田彦大神というメッセージとは、言葉にあらわせぬ感動を持って演奏を聞かせていただきました。生命の内に大きな木が立ち、森の中で緑色の風が吹き、とても心地よいのです。天地をひとつに宇宙空間で生きている体感が国創りと感じました。初めて猿田彦を祀る神社に行った時、天を裂く稲妻が大空に光、豪雨となりましたが、到着する寸前に豪雨は止み、日本の神の自然と一つに動くはたらきに畏怖を覚えました。そして「裏が表に。表が裏にひっくり返り、この世は変わる」とのメッセージを受けたのです。いよいよその時が来たと感じ、神代の昔からはじまる先生のメッセージを心に聴かせていただきました。「みちひらき」を考えます。メッセージを受け、迷いも何もありませんが、確かな道案内を先生が表現してくださり、導いてくださるこの経験がありがたくてたまりません。途中、突然、咳が出、肝臓が動く時に起こる反応が現れ、神のおはたらきに畏れを感じ、神聖なる存在への畏怖を感じます。神と一体となり生きていかねば、人間ではないのだと生命でわかります。

第2部は、先生の演奏から心の中に「まほろば」が現れました。ここを中心に生きていれば、まわりに何が起ころうとも生きていけることを経験しました。しだいに今まで知らない世界を感じ、言葉にもできず、ひたすら演奏をお聴きしながらも、この世界は何かと考え続けているうちに、後頭部が今日も痺れはじめました。頭の限界を今日も自覚しました。わかろうとしてもわかる訳がなく、わかる状態となりわかっていけるとは重々わかっていたつもりですが、先生が生命賭け表現してくださることをわからないでいることは申し訳なく、わかろうとするのですが、頭が痺れ始めるので、思考停止となります。その時、「みちひらき」ということはこの状態とわかる経験が起こりました。静かで何もなく、内から何かが動き始める静かな動きを感じる時、国が生まれる気配を感じました。「ウクライナのまほろば」というお言葉に感動しました。コンサートにお越しくださったウクライナ人には第2部ではウクライナのことが詠まれると開演前にお話しさせていただき、終わった後は全文を通訳していただき、お伝えしました。皆様日々は辛い状態でお過ごしになっています。コンサートの時だけ心が幸せになれるといつも大変喜んでくださっています。先生は皆様の辛いお気持ちもすべてわかっておられ、受け容れ、表現してくださっていることをお伝えさせていただきました。皆様大変感謝されておられました。本当に一刻も早く破壊行為はやめるべきです。皆で祈り、生命ひとつに生き、メッセージのお言葉のように、「猿田彦大神を頼ることなく願うこともなく、心、魂をひとつにし」歩んでいきたいです。大変な衝撃を受け、体は大きく変化しています。生命の内で起こっていることを頭で正確に捉えていけないことの限界を身をもって経験しました。体と頭はひとつにならねば生きていけないことを身に染みわかります。先生のコンサートで気づくことができ、体はそのまま反応してくれますので、限界突破できます。これほどありがたいことはありません。ありがとうございます。

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