コンサートの翌朝
なぜにこうも母に弱いのかと考えました。数日前母が結構な事故を起こし、お互いの車が廃車になったそうです。ドライバーは両方とも無事でしたが、先方が身体の不調を訴えているようです。電話口で話す母は、事故を起こしてしまった衝撃と事故後の不安に、心の底にある小さな少女がうち震えているようで、こちらまで涙が出てしまいました。このお正月前に神戸に帰った時に、家族のある情況を見て「ママ淋しいね」と心から出てきましたが、言葉にはしませんでした。こんな淋しさを抱えて私たちを育て家庭を守っていたことに心から抱きしめてあげたい気持ちが生まれます。昨夜のコンサートの第二部は、ジェンダーと感じられました。その前日の「ジェンダーをめぐって」が引き続きあるようでした。私はこの家に嫁ぎ、今までたくさんの辛い目にあってきた母に、只ひたすら幸せになって欲しいと心からあります。ジェンダーはある意味母親からの解放かもしれません。
ありがとうございます。