KEIKO KOMA Webサロン

コンサートから一夜明けて


部屋から流れる4月19日のコンサートを聴きながら、洗濯物をベランダで干していると、今朝も鶯の美しい声が共にありました。今日の鶯は、とてもお茶目です。「ホーホケキョ」と鳴いたと思ったら、「ホケキョキョキョ」など多彩な歌声を披露してくれます。思わず笑ってしまいました。豊かに生きることを学ぶ朝です。

コンサート第一部「天佑神助」漢字や意味が分からなくても、先生のコンサートではそのまま分かるので、ただそのままいればいいことがありがたいです。右のお腹の奥に、音が響き渡ります。一夜明けた今日になると、先日の夜に降った雨の光景が思い出されます。無数に咲く白いドウダンツツジの雫の花に、雨が降り注ぎます。大地に、静かに舞い降りる雨。「かなしみって、どんな色なのだろう」と、終わらぬ雨の中で佇み、降り落ちる雨と雫の花を写真に撮っていました。静寂なる音のない世界にある、白い花と透明な雫。「天涙」と生まれた言葉。あの夜と重なります。何もない世界、でも確かにある世界が、今も広がる第一部です。神話の生きる日本に、心打たれます。第二部は、高麗さんの書込みにより「凌雲の志」と書くと知りました。「雲の上に突き出すような高い志あっての愛」というメッセージが、ギクリと刺さります。ですが、第一部同様に余計なものは何一つ、間に入る余地もありません。心臓に光の第一音が、飛び込んできました。目に入る視界が、鮮明に開かれました。庇うように気を遣っていた右手への余計な意識がなくなりました。大事にしているつもりが、余計な意識でした。大きなコンサートを経験させて頂きました。ありがとうございます。

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