ギリシア
高麗さんからのお手紙やビデオ講演会にて、1998年のギリシアでの事をお伝えくださっていますが、自分は小さい頃からギリシア神話に惹かれ、いつしか古代ギリシアの哲学者に憧れるようになりました。1998年のギリシアコンサートが決定された際、何がなんでも行く事を決め、参加がかないました。今でもその時の情景が浮かんできます。自由時間に歩いたアテネの街や、夜のアクロポリスの丘。ツアーで訪れたポセイドン神殿に青いエーゲ海。そして何よりも楽しみにしていたコンサート。コンサートタイトル「輝く生命の星よ 永遠に」は少し意外な印象がありましたが、星空輝くコンサートのさなか、会場である遺跡に感じた古代の香りにロマンを感じた事が思い出されます。高麗さんの表現に触れ、その時の事が生々しく思い出されました。高麗さんにとって、どれだけ深い経験であったのか、その表現から理解が深まります。エロスの神の事やギリシアでの事がこれからどの様に展開していくのか。とてつもない未来と古代が今を中心に全く新しい世界を創造していく時と感じます。詩人は詩作し、哲学者は思索する、とは確かハイデガーの言葉だったかと思いますが、どこか縦軸と横軸の存在を現す言葉とも感じられ、詩人と哲学者が語り合う場こそ新しい発見、創造の場となるのでしょう。高句麗伝説コンサートもまさしくそのような場であると考えてます。本日はいだき講座2日目ですね。先生、高麗さんの働きに感謝します。ありがとうごさいます。