KEIKO KOMA Webサロン

エロスの謎


応用コースの帰り際にいだきしん先生に講座のお礼をお伝えしようとしたところ「おとなしいじゃないか」と声をかけられました。瞬間に「考えることが山ほどあって・・」と言葉が出ました。聞き方によってはとても生意気な言葉ですがホテルに帰る道すがら思わず出たその言葉に違和感がないのを感じていたので、自分は先生に何を言いたかったのかを考えました。

「府中の森」と「渋谷」のコンサートメッセージでエロスについては「プラトンの饗宴で描かれるエロスは・・」、とか「生成の欲求・・プラトン的なエロスのことといっていいでしょう・・」との先生の表現があったのでその後はプラトンのエロスについて調べながら考えていました。無視できないソクラテスにも行きつきます。応用コースのお話を聞いていてあちこち閃いたことを整理するためにホテルで先生のコンサートメッセージをあらためて読み返していたら「エロスはギリシア語で愛慕、衝動、を意味します」とあるのを確認し、ハッとしました。

たまたま前回 9/16の京都の応用コースで「恋慕」について先生に質問していたことへの答えが出ました。9/18のコンサートメッセージ1部が世阿弥の「真の花」で2部に「恋慕」というテーマでしたが何故「恋慕」が2部にでてきたのか?その意味がわからなかったのです。先生が「愛慕とは違うんだよね」と仰ったことが蘇ります。自分の中では「恋慕」は叶わぬ恋のまま死んでしまうと怨霊になってしまうのではないかとの疑問があったので、1部の「真の花」との繋がりが見えなかったのでした。恋慕と愛慕の違いをその時はそれほど気にかけなかったのですが、夜から調べたり書いているうちに意味が分かってきて、世阿弥やプラトン、ソクラテスをいだきしん先生のメッセージを通して考えていくことで理解しました。怨霊や悪魔はその後の高句麗伝説やコンサートで先生に受容され、見えない世界を反映する現実社会も益々はっきりしていくように解決に向かい出したようです。筆舌に尽くし難いほど畏れ多いことですがその事実を捉えられるようになってきたことはどれだけのお金があっても成しえないことです。自己への投資の話に繋がります。

見える世界の住人である私たち生きてる人間は若いうちの一時的な「時分の花」を活かしつつ「真の花」に昇華することが年齢を重ねて人生を豊かにする人の道の歩みと教えていただいていたのです。そしてエロスの謎に続きます。世阿弥の幽玄の世界ではなくプラトンやソクラテスの哲学で考えれば、欠けていることを満たし完全へ向かおうとするエロスがアガペーと掛け合わさることで活力が溢れ、存在そのものが生成し続ける力となっていく。E=mc² でしょうか!? 人間、霊界、悪魔、精霊、神、宇宙、いのちのちから、宇宙の生まれる三段階前等々・・、様々な存在や自然、空間、フィールドを経験させていただきながら第三の愛へ向かっていけるのです。

眠ってなどいられないとても尊いコンサートの一回一回の経験です。書くことで迷路から抜け出せましたが、応用コースの帰り際に思わず出た言葉は未整理状態であのような言葉になりました。本当はもっと時間が必要だったことがわかりました。欠けているもの、今はスピードです。地球人に留まらず宇宙人になる機会をフルに活かすことです。いつも尊い経験の場をありがとうございます。

本日のコンサートもよろしくお願い致します。

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