もののあわれの源流
胸の奥にポッ、ポッ、とやさしい炎のようであり、光でもあるようなものが絶え間なく点滅するような感じが続き、9日のコンサートの「無への旅立ち」、「縄文の人々の心、魂」に続く三部、四部のように聴いていました。
女性の真のやさしさとも感じ「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」の歌に惹かれる気持ちに通じる日本の心のしんであり、無であり、もののあわれとも感じます。
書きませんでしたが9日にも「もののあわれ」との表現は自分の裡に生まれたのですが、源氏物語の源流は縄文の恋心なのでしょうか・・・。艮の金神という何か逞しい響きの名をもつ神がとても妖艶でやさしく感じた弘前のコンサートが甦ります。「のどけからまし」の音が宇宙から内面から聴こえてくるなら永遠はとても魅惑的な世界です。
桜は散りますが移り変わる四季に豊かな自然が広がる東北の大地に感謝です。
いつも尊い経験の場をありがとうございます。