まるでつくられた時間がほどけていくように
新宿の2回のコンサート、狛江の応用コース、アントレプレヌールサロン、そして琵琶湖 高句麗伝説へ向かっていく退院後の姉です。まるで、つくられた時間がほどけていくように、毎回帰宅後は、力が抜け、硬く握られたようになった右手がひらき、ぐっすり眠っています。先生、高麗恵子さんのいらっしゃる場に自分の足で動き、生命交流し、新たな生命の回路がつくられ、眠り、たのしくご飯を自分の箸でいただけること…全ての一個一個が大切なこと、そして私は、朝陽が台所にいっぱいになり、ありがとうございますといえる朝がまたくること、本当にありがとうございます。
ロシア高句麗伝説上映会の時、わたしには、王さま!王さま!っといっている人達の声が立ち上がっていくようにきこえたり、朱蒙さまが母とわかれ歩きだすという音空間と詩に、胸震えてなりませんでした。アントレプレヌールサロンにて、民や兵士の心の真ん中に愛する王さまがあって、全部が打ち合わせも無しに同時に生き、自然が味方してくれる大きな生き方を、涙があふれそうになるほど経験しました。私たち全てに必要な、今とこれからに最も必要な生き方が、高句麗の秘密にあることを経験します。高句麗の石垣のひとつひとつが美しいことが心にうかび、石垣のひとつになれたら生まれた意味があると涙があふれました。
高麗さんと再会できた姉は、高麗さんとの会話のなかで、「はい」と返事をし、その場で次に向かう方向を生命のなに決め動きだします。どんなに部分的に訓練してもかなわない生命のトータルな力が私たちに育まれまれていきます。高麗恵子さんの生命の言葉…動く言葉、全て本音であるの声、存在は、真の希望です。先生、高麗恵子さん、いつもずっと、ありがとうございます。