KEIKO KOMA Webサロン

まるでちがうこの世。


いだき講座受講間もないとの方が「なぜ死についての講演をされているのですか」と質問され、いだきしん先生がかつておられた老人ホームからNPOいのちに繋がっている人間の死に対する一貫した姿勢を話されました。様々な具体例で伝えていただいたことは、かけがいのない一人一人の命を大切にし、死から逃げないこと、死に向き合うことがよりよく生きることになるとのことでした。死後の魂の行方については、地べたに張り付いたようにある魂やあちこちに彷徨う魂、空間に自由にある魂、・・・などなど様々であり、そのあり方は死の瞬間に決まるとのことです。死の瞬間というその瞬間はいつ来るかわかりません。だからこそ「今、この時」を生き切ることと目が覚めます。

お話を伺っていると次第に生きることと死ぬことが繋がって見え「死生観」として一つになっていきます。先生に出会う前は何かに依存したり、何かを信じることで現実から逃げることを宗教として私は捉えていました。先生がされていることは宗教とはまるで違うものということはお会いした時から不思議とわかったのです。直観でした。あれから随分と学びましたが、今、コンサートや講座を通していだきという生き方を求めている自分はどういう状態か?知りたくて思わず手を挙げましたが、明確でないままにした質問は宗教とは全く違ういだきと、既存の宗教との決定的な違いは何だろうということでした。答えは存在論があることと今は捉えます。

神々の命令に人間が従い地上で争っていた時代、トロイ戦争の頃のお話をしていただき、人間に意識が生まれたのはその頃だということを知りました。宗教が生まれた背景が見えたように感じましたが、そこからどういう流れになったのか思い出せないのですが、「いだき」について初めてお聞きすることがありビビビッと閃光が体に走りました。まさにその瞬間に先生が仰ることがわかったと感じました。少し前の応用講座の先生との対話で「先生が世界だ」ということが明確にわかり、世界内存在、宇宙内存在(宇宙の中の人)である我々人間は先生の存在で神々や宇宙や琵琶湖の湖底の生命エネルギーにまでも交わる経験をさせていただき、この生きる状態が新しい生命を生きることに通じ、生きたまま生命が変わる準備をさせていただいていると捉えます。知らぬうちに突然死ぬことだけは避けないといけないです。

「まるでちがうこの世」にいることを講演の途中で教えていただきましたが、次第にわかってきました。本日も存在論、応用コースがあることが大変有り難いです。いつも尊い経験の場をありがとうございます。

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琵琶湖より
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焙煎工場に展示されています
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盛岡市民文化ホール小ホールにて