ふるさと
ふきのとうが咲きました・・
雪解けの水のように、深く胸に滲み入り続けるお言葉。
お言葉は光となって、私の胸のしこりが解けて、風が吹いてきて、春のつぼみがほころびました。
先生がお生まれになった地を歩かれて、あの辺・・と示される方角の風景が、とっても懐かしくて。
その温もり、風の匂い、悲しみ。
岩木山のある風景がずっと流れて、すすき野原でソプラノサックスを吹かれる先生。
ふいに「寒いなー!」と言ってお笑いになる。
声を出さず、胸の中は号泣していました。
とにかく懐かしくて、温かくて、悲しくて、どこまでも深く、やさしい。
何と言ったらいいのか。
ここが帰る場所。ここが始まりの場所。
生きていける。
先生のお生まれになった津軽の地、集うご家族の温もり。
私の心に滲みとおり、深まり、広がり、
共に生きている。今も、これからも、永遠に。
11月24日。あまりにも尊い経験をさせて頂きました。
心より感謝申し上げます。