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びわ湖コンサート


私の周りでは到着までに非常に困難を要した方が多くありました。それだけに大きな何かが動く大変なコンサートであったのだと理解します。しかしその中でも会場に到着し参加できたことは幸運であったと感じます。知人の中でも、まだ伺ってはおりませんが、何かご体験をされたようです。実際の自分では、演奏が終わった後に出口に向かう時、ホール従業員や参加された方々がとても大切に感じられ、心から元気に生きて行ってほしいと感じました。また世の中には不合理なことは多々ありますが、それに惑わされることの愚かさは、自分がどこと繋がっているのかの自覚により消えていくこと、最近の経験にてあったことを噛みしめてもおりました。働くことに於いて、日本的縦社会の常識では何かを介しての繋がりであり、それを崩すと非常識、無礼となりますが、実際に働く上では「直」の関係であることが主体性であるとわかり始めております。つまり、中心から放射状に人が繋がっている状態です。私は子どもの頃より「生意気」と言われることはよくあり、自分としては心外でありましたが、やはりこれが日本なのだと感じます。これは、地域構造もすべてにおいて置き換えられることと考えます。昨今の自分は、京都在住が長くなりましたが、その土地に染まり益々閉じこもる自分を抜け出したく感じていました。「ぶぶづけ」にしろ京都的な感覚は何であろうかと考えると至る言葉は「見ている」です。ただ、京都は海外からの観光客が増えたこともあり、自ら動いていく感覚になっている人が増え、メンタル的に変わってきているように感じる時があります。「ど真ん中」と先生からもよくお聴きしますが、自分のこの身、この手で接していくことを心がけていきたいと考えております。
ありがとうございます。

田嶋利江子

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仙台にて
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