はじまり
あまりにも大きな10月23日のコンサートの経験でした。限界極まる世界に先生は澄みわたる一筋の道を通してくださいました。開演メッセージの御言葉に 「闇」「恐怖」 という言葉がありました。どうにもならない想像すらできない世界の情勢の真っ只中で先生は生命をかけて澄みわたる一筋の道をとおしてくださいました。経験は今も身の内にあります。
そうして迎えた11月1日、お父様のご命日の日。高麗さんは未来への大きな節目をつくってくださいました。最後の即興詩では、この日高麗さんが語り伝えてくださった光景が心のなかにありありと広がっていきました。ピンクの光の高麗さんの存在が中心に立ち、全開する一人一人が礎となり、遥かな存在の光と風にいだかれて人間は生き延びていけるメッセージを胸に、新しい日々がはじまりました。先生からの「一丸力」との御言葉もお伝えくださいました。よけいなことはきれいに捨て澄みわたる生命で生きはじめる日々、先生のはたらきをいっそう感じます。遥かなはたらきにいだかれ「出会いの一日」に向かっている今をありがとうございます。堤 康晴