どりーむホールにて
京王線が遅れてしまい、血眼になって走って会場入りとなりました。待っていて下さったようなタイミングのアナウンスに安堵し、急いで着席させて頂きました。
演奏中、昨日のアントレでのお話が思い出され、人類が地球、他の生命に犯してきた破壊を考え、何故かアフリカの大地に立つキリンが浮かびました。ただ素直な生命で美しく生きている生命をも巻き込み、また宇宙の調和をも乱し、人間は宇宙のゴミと化しているように感じられ、自分もその人間であることが悲しく感じられました。それでも、沢山のはたらきかけがはたらいてくださることに、一人で生きているなどと傲慢でなかれと頭が垂れ、人類はまだチャンスを与えられていると考えると今を何とかしなければと至ります。わずかな利己的人間が宇宙に逃げることを考えると、私は絶対にこの美しい地球を捨てるなどあり得ない、また人工的な環境で一体何の豊かさがあるのかと考えます。コンサート中、一人間とし、この美しい地球を守ると心に言葉が生まれ、大事にしたいと感じます。第二部が始まると、只々もの悲しさがわきました。国毎に分断し、今だに自国の利益の追求しかない愚かさに人間が悲しいと感じましたが、100人中4人とのアントレでのお話から、この会場でも数人新しい生活を始めれば変わるのだと見渡してしまい、自分も意識してでもやるとあります。
昨日のビデオ講演会前のコーヒーが美味しく、本当のコーヒーは清流のようだと感じました。今まで美味しいと思っていた味は「クズ豆」の味だったのかもしれないと初めて高麗さんの仰ってきたことが理解されました。今更ですみません。また、アントレの環境破壊のないビジネスのお話に、NPO高麗のコーヒービジネスで、ずっと高麗さんが仰ってたいたことの重大さを噛み締めました。本当に時代を先駆け、地球の未来を創っていらっしゃると実感し、人にも伝えたいとあります。
誠にありがとうございます。
田嶋利江子