KEIKO KOMA Webサロン

つながり


遅ればせながらで大変恐縮ですが、この度は仙台でのコンサートを、そして京都でのコンサートを誠にありがとうございました。

仙台でのコンサートでは、森や水がどこまでも澄んでいて淀みなく美しい当時の様子を見ているかのようでした。
海底から地上へと何かが泳ぎ登ったようなものもありました。
奪うという概念などなく、なぜならそこにすべてがあるからで、まほろばとはこの上なく豊かな世界なのだと感じました。

また、配信ではありましたが、京都のコンサートにおいては、細胞の隅から隅まで先生のパイプオルガンとピアノの音が響き、振動し、いつのまにか時が過ぎていました。どこかの場面で、首から上の頭と首から下の胴体がつながったような不思議な感覚を覚えました。今まで繋がってなかったのかと驚きました。

長い時間をかけていたつもりが、なかなか良くならない自分の音程の悪さ、詰めの甘さに苛立ちを感じていましたが、今までは逆に音程が悪いことに氣がつかないほど耳が狂っていたことをお教えいただきました。
美しいものへ注ぎます。自分の声はまだ本来出したい音ではなく、まだまだ上っ面です。
どんなに高くとも低くとも難しくともそのせいにするくらいなら自分はその程度であることは分かります。
そこを超えなければ先がないように感じます。

音から言葉
命からの言葉 

思い込みの激しさがまた自分を狭めています。
この癖を直すのみです。

誠にありがとうございます。

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