KEIKO KOMA Webサロン

そのまま素直に


少し遅れて会場に入ったアントレプレヌールサロンでした。そっと席に着席して、正面にいらっしゃる先生を拝見した時、いつもとまるで違う姿に驚きました。着物姿ではなくスーツ姿であっただけではない、醸し出す何かがまるで違いました。瞬間、私は自分の着ている服が場違いであると恥ずかしくなりました。ここは、アントレプレヌールサロンであり、ホテルニューオータニだということを知っていながら、無頓着に忘れてしまった感じでした。今更どうしようもなく、背筋を真っ直ぐに伸ばしてお聴きすることに徹しました。先生からお聴きすることは、次から次へと考えさせられ、気づかされ、決められた枠組みの中に納まっていることが見えてきます。「フィット」とお聴きした時、先生から真っ先に感じたことが分かりました。今、自分の着ている服に対しても、なぜ恥ずかしく感じたのかも分かりました。最後に質問されたコーヒーの仕事に対して、先生が仰った「エチオピアのことが分かっていない」との言葉が、胸深くに響きわたり終わったアントレプレヌールサロンです。本質を突かれた言葉です。翌日、会社に行って自分の在り方を自ずと見直しました。そこにいながら、いない状態でした。余計な感情や考えを持たずに、そこにいて会社での朝の話を聴いていました。営業の話でしたが、それ以前に人生を考えるとの言葉に、前日の先生の話を思い出していました。そして、「エンジェルとエバンリスト」のことを思い出していました。聴けば聴くほど面白くなってきたのです。同じ環境の会社でありながら、自分が変わるとまるで違って聴こえ、見えるものが違うことに驚きます。自分の中に余計な言葉や感情を、たくさん身に着けていたことに気づきました。素直に、シンプルであればいいのだと気づかされる一日です。京都のコンサート会場で頂いた高麗さんが制作された心模様の大きな作品が、部屋の中で光を放っています。一目見た瞬間、足が動かなくなり、「未来に咲く、いのちの花」と言葉が生まれたのです。素直にそのまま輝く、いのちの光のまま生きればいいと示されます。大きく何かが剥がれ落ちていく今です。今日となりましたが、三鷹でのコンサートでは何が起こるのでしょうか。よろしくお願いいたします。

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第2弾 モルモラ・ウォッシュド
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三鷹市芸術文化センター 風のホールにて
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NPO高麗 迎賓館にて