ぜんたいのなかにある一つ一つ

これからネット配信で先生の「 いだき」や高麗恵子語りをお聴きできるお知らせを受けて今の時どのように過ごせばよいのか、一気に気持ちが上向きます。昨日、時間がなかったので、仕方なく、迎賓館コンサートのオンデマンドの2部後半を歩きながらイヤホンで聴かせていただきました。桜はとうに散ってしまった小さな公園をイヤホンから流れている先生のピアノをお聴きしながら歩いていると心臓がドキドキしてきました。体のドキドキを感じ歩いていると、(あ〜、仕事も、夫婦関係の課題も、やり続けていたいことも、生きることも、すべては一つ一つでありながら全体のなかにあるんだ！)と自然のなかで感じていきます。まぁるい球体のなかに存在している一つ一つ。自分の傾向はすぐに一つのことになっていくのは前より気づき知っていましたが、イヤホンのなかから聴こえてくる先生の音は耳から体に響き、空間をとおして全体ということを感じました。どれも分けられることではなく、全体のなかにあることを見えるようにわかり駅に向かうとき、頭の悪さと、狭さをよく自覚し、そうすると、しつこく繰り返してしまう問題も、問題と捉えている意識ではなくなり前に向かって歩いていけました。
都が決めた短い時間のなかで店を営業していることをSNSでお知らせしようとボランティアをかって出てくださった方がプロのカメラマンを連れて来てくださいました。昨日は店の写真をたくさん撮ってくださってこれから順次ネットに上げてくれます。さっそく、ネットをご覧になったお客様がいらっしゃり、その速さに驚くなかで、人の優しさをたくさん教えられました。自分の傾向は自分で壊していくよりありません。これからも続いていく数々のネット配信に向かっていきます。

ありがとうございます。