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すごい音


戦争が終わったのが1940年代。そのあと50年代、60年代、70年代と経て、いだきを始めて下さったのが80年代。それから更に時は90年代、2000年代と過ぎ、2010年代、2020年代。どんどん空間をきれいにしていただいて、どんどん空間軽くなり余計なものが無くなっている。逆に、戦後の政策の影響などで人と人との間にあるつながりや日本人として大切なことは、時がたつごとにどんどん断ち切られて壊れていっているように感じます。せっかく先生が空間をきれいにして下さってきたのに、それと反比例するように人間は、日本人は、持っていた大切なものをどんどんポイポイ捨てていってしまい、空間が素通しになった今、日本人の内面は大事なものを断ち切られたことによる恐怖と不安ばかりがうずまいていると感じます。1950年代、1960年代の本(漫画などでも)を読んでいると、例えば私のようなそのへんの一般人の手に触れるためのものであっても、現代にくらべてしっかりと中心あることに驚きます。この大切な中心なくしては、令和の新しい空間もテクノロジーもまず活かせないのではないでしょうか。

14日の演奏は凄まじいくらいに「今」の感じで、前々回ともその前とも違う「今」でした。上に書いた「現状の日本人の今」ではなく、真の空間、自然、宇宙ともにある今。その中にあるのが人間なのだから、日本人は変わらざるをえないと感じます。圧巻といっても、「そんなわかりやすい言葉にまとめないでくれ」ともう一人の自分が言います。

せっかくの素晴らしい今、素晴らしい未来の空間なんだから、1950年代や60年代(わたしは生まれていませんが、本などから感じる)に恐らくまだあった日本人の大切なもの・・・(厳しさや力強さを含んだ誇りなども含めた精神)を取り戻していかないと勿体ないどころではなく、飛躍や成長どころでもなく、何もなく、ましてや人類史上初どころでもないと感じました。

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