この出会い
「出会いの一日」は、今だからこそわかる経験の連続でした。「縄文」と「ペルセポリス」のアルバムが、なぜ対になっているのか不思議でした。舞台挨拶の高麗さんの言葉をお聞きし改めてお聴きすると、「縄文」と「ペルセポリス」は一つにつながり、宇宙と交わっていることがよくわかりました。先生の太鼓は、永遠の世界です。「天命」は、瞬時にあの時に遡ると同時に今でした。先生の瞳に愛を見ました。誰も何も束縛しない自由な先生の世界の中で、趣意書と子どもたちの瞳、先生の存在が重なり涙が溢れます。コンサート後の現地の方々から湧き起こった「サイトウ」のシュプレヒコールが大地を、空間を揺るがし、夜空を見上げたあの時。決して忘れてはいけない時が蘇る時間をありがとうございます。「魂の語り」は、この経験を更に深く折り重なるようにして、高麗さんの音が染み入ります。先生がいらっしゃる存在を、こんなにも色濃く感じた経験は初めてです。先生、高麗さん、ありがとうございます。