お餅になる音
八坂の塔のもとに、今年も皆で集う場をご準備いただき、開いていただき、先生、高麗さん、ほんとうにありがとうございました。小豆を炊いてくださる香り、餅米を蒸す香り。先生が餅米を杵でつかれるいろんな音をきいていると、いろんな事消えていき、新たに身体を耕してくださっているように響きました。「津軽愛」の清らかなことに触れ、稲作がいつ頃からはじまるようになって、米をいただけるようになっても、いつもつまんないと感じていました。2021年ハレの日に、清らかなつきたてのお餅、小豆、深く身体に染み渡る珈琲をいただかせて下さり、心よりありがとうございました。どんなことにも向かっていける静かなとてもひろーい気持ちになっています。
そして、雪の残る山の家の窓を開いて、2021.1.13の「高句麗伝説」の平城跡にたたれている高麗恵子さんのパンフレットをよみました。雪原がいっぺんに心に広がり涙があふれてきました。動くよりないと自覚します。
ありがとうございます。