お誘い文
もう一つの道
もしあなたがウクライナの戦争に心を痛め、どうしたらいいか悩んでいるなら、
もしあなたが世界の平和と人々の幸福を願い、どう生きるべきか考えているなら、
もしあなたが地球環境や自然の破壊に心を痛め、何とかしたいと考えているなら
もしあなたが少子高齢化や格差社会に問題を感じ、なんとかしようと思うのなら
もしあなたが病気や家族のことで悩み、少しでも解決を願っているのなら
もしあなたが生きる意欲と気力を失い、少しでも再生を願っているのなら
もしきみが進学のことで悩み、偏差値の低さに苦しんでいるのなら
もしきみが能力を発揮できず、未来になんの意欲も示せないでいるなら
もう一つの道を一緒に歩いてみないか、カウンセリングや治療ではなく
出会って、本音で話し合い、ともに高め合い、過去と運命を振り払い
大いなる意志に導かれながら、豊かに花咲く、新しい道を歩いていこう
そして、「愛のフィールド」ともいうべき、あるコンサートに誘いたい
こんな詩を添えて、コンサート案内を送る。また、塾にやってきた浪人生や双子の姉妹に渡す。11年ぶりに訪ねてきた京大生にも、「どうかい?」と朗読する。かれは、「僕にはあまりお力になれそうもないですが……」と気の毒そうに言う。しかし、丁寧に鞄にしまって持って帰ってくれた。浪人生は、「お金が高いから行かない。前に一度参加したが、確かに気持ちは良かったが、それ以上にはわからなかった。」と言う。双子の姉妹は、かなり行きたそうだったが、多分経済的な理由でためらっている。
お金で二の足を踏む人もいて、怪しむ人もいますが、そういう「判断」こそ乗り越えたいもの。目には見えないけれど、確かに感じられる「気」とか、言葉とは違うメッセージでもある「音」とか、どうしようもない「運」とかを、とらえ直し、良くしなければ、どうにもならないのでは、ということを、手紙には書き添える。何とか成果を上げたい!