KEIKO KOMA Webサロン

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19日の仙台コンサートを経験させていただいた夜に、朝方まで一睡もできず、途中パニックになりそうな自分が現れて、つくづく自分の意識の傾向に戸惑い、どうしようもない気持ちに襲われました。夜の闇は不安が増幅します。当時97才位だったかなと思い出す母は、圧迫骨折で8ヶ月家のベッドに寝たきりの状態になったとき、妹と代わる代わる看病で実家へと泊まり込みの日々が続きました。夜中になると、母は必ず咳をして、自分が寝ている部屋へ、私か、妹を呼ぶのです。自分が不眠になってみて、夜寝静まった部屋にひとり取り残されたように感じる不安は、ひとりでは耐えられないとわかる今、母もよく頑張ったなと当時を振り返り、思い出します。どんなに痛くても痛みどめを飲まず、トイレも簡易トイレにベッドから移動していたことが結果筋肉につながったようで、高齢での寝たきり8ヶ月があっても、その後100才まぎわまで、自分の足で歩き、ひとりで生活ができたのです。もちろん妹が近くにいたおかげですが。その時の自分は母の不安をそこまでわかってあげていたかと思うと疑問です。自分が同じような夜の闇の不安感を持ち、やっと母の不安が自分のことのようにわかっていけます。高麗さんが書いてくださった昨日の書き込みを読ませていただき、自分の体におきたこと、コンサートで経験させていただいたことを検証する能力がとても必要なこと、正確に表現できることを学びます。あれほどの大切な尊いコンサートの後に、更にパニックのように頭が向いていくことがどうしようもなく、どうしたら眠れない不安から逃れられるのか、藁をも掴みたい気持ちで、不眠を克服した人のブログなどを検索してみても、よけい不眠を引っ張るようでしたが、高麗さんが書いて下さったお気持ちから自分のそのままがわかりました。表面をなぞるのではなく、頭や意識の使い方の核がわかり、不眠は不眠ではなく、頭の使い方の問題であり、ずっと不自由に頭を使ってきたから変わるときが今と受け止めました。気づかなかったわけではないのですが、高麗さんの表現がそのまま飛びこんできました。
19日尊いコンサートをありがとうございました。
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