ありがとうございます
第3回「いだき」のライブ配信を真にありがとうございました。
ライフサイクルという言葉にあらわされる身体機能の経過のことがいつからか、人の人生を指して使われて、何歳になったら何をして…という画一的な生き方を押し付けるようになり、多くの人がそれを指針として働いたり結婚したり子供を産んだり家を持ったり貯金や投資をしている行動が私にはまったく理解できなかったです。私の周りでは日本でも海外でも当たり前のようにまん延している状況に閉口し、またとても窮屈でした。今日先生のお話しの中で「gerontology 老年学」と初めてお聴きして調べてみると、1903年に生まれた学問で、人は誰でも老いとともに身体機能は衰えるけれども、精神や知恵の面では年をとるにつれて獲得するものがあることが研究の中で明らかにされてきたと書かれてあり、さらに、人間は加齢によって人格や能力は生涯発達し成長していくとありました。これが理論として正しいならば、人はそれぞれ、個別で多様な一生を生き、死を迎えたときに自らに了解して旅立てます。先生がお話しくださった「木」については、当てはまると感じます。家の周りにはとっても高くて幹がしっかりとしている木々が多いのですが、今日も散歩をしていて大きな木が新しい若葉をしげらせ風に揺れたりどっしりと立っている姿は美しかったです。ほんとうに、この地球上でなぜ人間には運命があるのか、その上さらに1つ型通りの人生を送るように動かされ、自然を破壊していく在りようには老年学は当てはまらないと感じます。先生が最後におっしゃられた「三つ子の魂百まで」という状態が変わってはじめて可能となることで、いだき講座を受講できるということは正に本来の人間として生きられる始まりとなる事とわかります。もう受講して何年経つのにとかなぜ出来なかったのかとか、わきあがる気持ちもそのまま受けいれて、今から成長するように考え行動します。
大変尊いゴールデンウイークの一日一日を過ごすことができ、人生は希望に満ち、よろこびあふれ心より感謝申し上げます。ありがとうございます。