ありがとうございます。
盛岡でのコンサートが始まる前に、ロビーにて高麗恵子さんのビデオ講演会をおききしました。いつ帰るか、どこにいくか 何も告げづに 井の頭公園へいって 風や香りを詩に書かれていたお話しをおききした時、この上なく幸せを感じる自分がいます。自分が詩を書いているわけでもないのにです。そこには、ともにいてくれる木々や風や香りがあるのです。いのちの中は静かなって、清らかな水が流れます。そして、コンサートはそこから出発した銀河鉄道です。記憶にある銀河鉄道の汽車の音はもはやなく、変容し続けていった銀河鉄道の音に驚きます。浮き立ったメルヘンなどでなくほんとうに新しい銀河をすすんでいきました。最後の一音に銀河の空間に悪魔が入り込まないように永遠に輝く新しい星を位置づけ 結界 を印した一音をきき、一部が終わりました。二部は、あっとあうまにおわってしまうほど、何も時間を感じられません。パイプオルガンの 音の重なりにも、ピアノの音の重なりにも、まるで違う音が顕れた世界を全身でききました。目がさめるほど 新しく ただただ先生すごいっと心のなかで叫んでいました。次に向かいたくさんのコンサートの開催の機会を、みんなに知らせたいきもちでいっぱいです。
いだきしん先生、高麗恵子さん 真の尊い時を、ありがとうございます。