ありがとうございます。

東日本大震災が起こった日
私は次女の出産を控えていた
全治胎盤で切迫早産
あの日から胎児の発育が止まった
『育ってないから切って出しましょう』
そう言われたが、奇跡的に先生のジェンダー講座に参加出来ることになった
『恐怖は最大のストレス』と仰り、赤子と私の生命を助けていただいた
先生に言ってごらんと言われた一言から
骨盤の下まで下がっていた赤子がグッと上がり、お腹の中のピッタリなところにおさまった
その瞬間、冷え切っていた私の身体から汗が吹き出しエネルギーに満ち溢れた
重かったお腹がうそのように軽く、母体である私と一体になっていた
次の検診で『育ってる』と言われた
そろそろ生まれたい、の合図
長女が学校を休み付き添ってくれた
腰をさすり、一緒に休み
また歩き出す
驚く程順調なお産
全身真っ赤で、熱いくらい元気いっぱい
真っ先に姉の腕に包まれた次女
優しい光を放つ女の子

多くの方が被害にあい、故郷に帰れない方達も沢山いた、力になりたくても震災支援に行くことが出来なかった、でも、ずっと共に、ずっと心にあり続ける東北

本日、仙台コンサートに参加が叶い
感謝よりありません

内面に光満ち溢れ、今日ここから真の復興がはじまる
ありがとうございます。

心澄まし、内面を感じるとき
静けさの中
どこまでも澄んで、光る水面
透明な水面は、すべてを映し出す鏡のよう
内にある純粋な心に気づく
人の役に立てる人間でありたいと望んだ幼い頃
人として、、、
役に立つ自分でいたい

長崎佐智江