ありがとうございます。

いだきしん先生　高麗さん　

この度は今年最後の仙台コンサートを、盛岡でのコンサートを、そして存在論と応用コースに参加させていただきまして誠にありがとうございました。

当初参加を予定していなかった盛岡コンサートにお声がけいただき、実家と向き合えなかった弱さとずるさ、軸のずれを正していただけましたことを心より感謝申し上げます。

5年ぶりに岩手の実家に帰省したところ、やっと両親と向き合えた喜びと反比例するように喜べない現実にもやはり直面することとなりました。ただ、いだき講座を受ける前とは比べ物にならないほど強くなれた実感があり、まずはどこまで両親の話を傾聴できるか試してみようという氣持ちになれました。結果、翌日の午前中までは居ることができました。私としては奇跡としか言いようがありません。父の実家は岩手県紫波町の落武者の家系のようで、その地を離れ県北に逃げ、紫波の姓を逆さまにして隠れて生きてきたと聞かされました。この代々の苦しみがいだき以外で癒えることはなく、改めて先祖代々悲願の運命解放をしていただいたのだと分かりました。

母はこの家に残しては私と弟が生きられないからと、寂しさを決して口にはせず逃してくれていました。両親両家はずっと人間として生きられない代々の不和の中で、なんとか私と弟を生み育ててくれました。今は両親を救えるよう私がもっと頭を良くしてどこまでも強く柔らかくなればいいのだと考えられるまでに至りました。この度の帰省に至るまで、たくさんのはたらきかけと支えをいただけましたことを誠にありがとうございます。

答えが出ない問いをし続けてきたこの癖を直し、人間が人間として豊かに自由に生きられる未来創造に向けて生きて参ります。いかに自分が怠け者であり、正当化してきたかをまず認めることから始めます。

銀河鉄道の車窓から見えた白鳥の二羽の美しさを忘れません。

そして飛翔、新北緯40度賛を夫に買ってきてもらい二人でいただきました。一口にしたとたん、なにかの壁がバリバリと音を立てて崩れていくような感覚、そしてもう誰も遮ることができないひかりの味と感じました。

12/21の高句麗伝説に夫婦で参加させていただきます。

誠にありがとうございます。