KEIKO KOMA Webサロン

ありがとうございます。


先日は仙台でのコンサートを、そして昨日は府中でのコンサートを誠にありがとうございました。

今回仙台のコンサートにおいて、先生が奏でられたピアノの音によって体内からきこえてきた言葉がありました。経験したことは表す、とお教えいただいたのですが、私にはおこがましいものと感じ、表すことにためらいを感じたまま時が経ってしまいました。

私はここに在る
私は共にここに在る
私を通してみんなが幸せになることが喜びです

今朝になり、これらの言葉におこがましさを感じていたのは、やはり今まで自分のことしか考えていなかったからだと氣づきました。

仙台コンサートの第2部では、自分の体がどこか斜めに分裂していたような感覚がありました。演奏が終わる頃にはその感覚はなく、アンコールの最後の最後まで胴体から頭が動いていました。

昨日の府中コンサートでは、第2部からあらゆるものが体内から出ていった後、「痛い痛い」と十数分ほどずっと主張する声がありました。その時、左腕の赤痣がどこかジンジンと疼いていました。広範囲に及ぶ濃い色をした赤痣がずっとコンプレックスだったため、数年前に何度か除去手術を受けましたが、このときのレーザーの痛みのことか、もっと歴史的なことかといろいろ考えました。ふと高校生の頃、ALTの先生が「イギリスでは痣をBirthMarkというよ。これはあなたの個性だよ」と言ってくれたことを思い出しました。地元でそのように言ってくれた人は一人もおらず、どちらかというと同情され、因果応報によるもの、悪いことをすると私のように痣がつくなどとされた記憶が強く、指を指されたあの頃を「痛い」といっていたのかもしれないと感じました。

タトゥーは格好いい、個性だ主張だとされるのに、生まれつきのBirthMarkを良しとはされないことにもどこか納得できない氣持ちがありました。大人になって痛みに耐えながらレーザー除去手術を受けていた途中、「なぜ私はこのままでいてはいけないんだろう」とふと感じ、このまま完全に痣を除去することにどこか抵抗を覚え止めました。

私はここに在ります。ありがとうございます。

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